「オレなら、その身長があればレイヤーになっていたぞ」
オレ?
マキノさんに引き続き、女性が男性の一人称を使うのが流行っているのだろうか?
ボクっ子は聞いたことがあるけれど、オレっ子は聞いたことがない。
「部長はその身長が良いんですよ。だから、女装だって違和感ないじゃないですか」
と、アリス。
………………女装?
もしかして、千年に一度の美女をも凌駕する程の可愛さを持つこの美少女が、女装してるってこと?
それって、つまりは、この美少女は。
男性なの?
「オレは女装か好きなのではない。オレに合う衣装がこれだけしかないから仕方がなく着ているのだ」
「僕も部長は、そのままで良いと思いますよ」
いつの間にか回復した鈴木くんが、椅子に座り直して、部長を見ていた。
「えっと…………一つ質問があるのですが、部長さんって、女性じゃないんですか?」
手を上げて、しまったと思った。
美少女の顔は凍りついて、反対に鈴木くん「ブフッ!」と吹き出して笑いを堪えている。
そして、アリスは焦っている様な、笑いを堪えている様な不思議な表情をしていた。
「……ウメ。彼女にオレの事を伝えなかったのか?」
「あ、えっと、伝えたつもりだったんですけど……ちょっと手違いがあったみたいで」
アリスから聞いたのは、部長を好きだって事だけだ。
アリスが好きだと慕うってことは、女性の先輩だ、と私が勝手に解釈してしまっていた。
「す、すいません」
「いや。よくあることだ。気にしていない」
と言いつつも、目に涙を一杯に溜めている。
ああもう、そういう一つ一つの仕草が女らしいんです!って伝えたい。
「部長、駅前のケーキ屋に新作が出たらしいですよ。食べに行きませんか?」
「むっ。い、行きたいぞ!」
美少女改め部長は、目をキラキラさせて笑顔を見せた。
「じゃあ、今すぐ行きましょうか」
「そうだな。早速参ろう!」
重たい雰囲気はなくなって、ハイテンションになった部長はアリスの肩を掴んで部室を出ていってしまった。
オレ?
マキノさんに引き続き、女性が男性の一人称を使うのが流行っているのだろうか?
ボクっ子は聞いたことがあるけれど、オレっ子は聞いたことがない。
「部長はその身長が良いんですよ。だから、女装だって違和感ないじゃないですか」
と、アリス。
………………女装?
もしかして、千年に一度の美女をも凌駕する程の可愛さを持つこの美少女が、女装してるってこと?
それって、つまりは、この美少女は。
男性なの?
「オレは女装か好きなのではない。オレに合う衣装がこれだけしかないから仕方がなく着ているのだ」
「僕も部長は、そのままで良いと思いますよ」
いつの間にか回復した鈴木くんが、椅子に座り直して、部長を見ていた。
「えっと…………一つ質問があるのですが、部長さんって、女性じゃないんですか?」
手を上げて、しまったと思った。
美少女の顔は凍りついて、反対に鈴木くん「ブフッ!」と吹き出して笑いを堪えている。
そして、アリスは焦っている様な、笑いを堪えている様な不思議な表情をしていた。
「……ウメ。彼女にオレの事を伝えなかったのか?」
「あ、えっと、伝えたつもりだったんですけど……ちょっと手違いがあったみたいで」
アリスから聞いたのは、部長を好きだって事だけだ。
アリスが好きだと慕うってことは、女性の先輩だ、と私が勝手に解釈してしまっていた。
「す、すいません」
「いや。よくあることだ。気にしていない」
と言いつつも、目に涙を一杯に溜めている。
ああもう、そういう一つ一つの仕草が女らしいんです!って伝えたい。
「部長、駅前のケーキ屋に新作が出たらしいですよ。食べに行きませんか?」
「むっ。い、行きたいぞ!」
美少女改め部長は、目をキラキラさせて笑顔を見せた。
「じゃあ、今すぐ行きましょうか」
「そうだな。早速参ろう!」
重たい雰囲気はなくなって、ハイテンションになった部長はアリスの肩を掴んで部室を出ていってしまった。

