「ふむ、良いな。君は長身だから、マキノの様に男装が似合いそうだ」
マキノさんは、百六十五センチの私が見上げる位大きかったから、百八十センチ前後だろう。
女性にしておくのが勿体ない。
そんなマキノさんと同じく並べられるなんて、おこがましくて申し訳なくなる。
「ありがとう、ございます」
「ただ、猫背なのが気に食わぬ。君は自身の持つ良いアイテムを活かしきれていないぞ」
美少女は眉間にシワを寄せると、私の目の前に立った。
厚底のロリータ靴なのに私よりも数センチ小さい位の身長だ。
頑張って大きくなろうとしている感じが堪らなく可愛くて、撫でたくなった。
「いたっ!?」
突然、美少女は私の足を踏んだ。
軽いからこそ被害は少ないが、踏みつける時の目は獲物を仕留める鷹に酷似していた。
「ほら、シャンと伸びたではないか。そして、気だるげな目も大きく見開かれた。今の君ならどんなコスプレでも似合うぞ」
ただ、痛かったから飛び跳ねて、目を見開いただけですけど。
それに、美少女は酷く誤解している。
「……私、レイヤーじゃなくて、絵描きの方です」
「てっきりウメの友人だからレイヤーだと思ったぞ。……しかし、その身長で絵描きとは勿体ないな」
口元に手を当てて、美少女はむうっと唸った。
どうしてこの美少女は私がレイヤーになることに、拘るのだろうか。
私なんて地味で冴えない空気なのに。
「部長はね、背が小さいのがコンプレックスで、コスプレしてるの。だから、大きな人を見るとコスプレさせたがるんだよね」
アリスはこそっと耳打ちしてくれた。
そうか、でも美少女の背はコンプレックスと感じる程小さくない筈だ。
実際、百五十センチに満たないアリスは美少女の事を常に見上げているし。
女の子なら、普通の身長に思える。
どうして、身長に拘るのだろう……
マキノさんは、百六十五センチの私が見上げる位大きかったから、百八十センチ前後だろう。
女性にしておくのが勿体ない。
そんなマキノさんと同じく並べられるなんて、おこがましくて申し訳なくなる。
「ありがとう、ございます」
「ただ、猫背なのが気に食わぬ。君は自身の持つ良いアイテムを活かしきれていないぞ」
美少女は眉間にシワを寄せると、私の目の前に立った。
厚底のロリータ靴なのに私よりも数センチ小さい位の身長だ。
頑張って大きくなろうとしている感じが堪らなく可愛くて、撫でたくなった。
「いたっ!?」
突然、美少女は私の足を踏んだ。
軽いからこそ被害は少ないが、踏みつける時の目は獲物を仕留める鷹に酷似していた。
「ほら、シャンと伸びたではないか。そして、気だるげな目も大きく見開かれた。今の君ならどんなコスプレでも似合うぞ」
ただ、痛かったから飛び跳ねて、目を見開いただけですけど。
それに、美少女は酷く誤解している。
「……私、レイヤーじゃなくて、絵描きの方です」
「てっきりウメの友人だからレイヤーだと思ったぞ。……しかし、その身長で絵描きとは勿体ないな」
口元に手を当てて、美少女はむうっと唸った。
どうしてこの美少女は私がレイヤーになることに、拘るのだろうか。
私なんて地味で冴えない空気なのに。
「部長はね、背が小さいのがコンプレックスで、コスプレしてるの。だから、大きな人を見るとコスプレさせたがるんだよね」
アリスはこそっと耳打ちしてくれた。
そうか、でも美少女の背はコンプレックスと感じる程小さくない筈だ。
実際、百五十センチに満たないアリスは美少女の事を常に見上げているし。
女の子なら、普通の身長に思える。
どうして、身長に拘るのだろう……

