「おはよー……今日は随分前衛的だね」
「おはよ。ちょっとねー、今日はアレだから……」
後れ毛を指でクルクル弄くりながら、アリスは鞄をおろした。
いつものポニーテールではなく、耳よりも高い位置でツインテールにしている。
しかも、部分的に入れている金色のメッシュが自前の茶髪が相まって、日本人離れした顔を引き立てる。
そういう格好はコスプレの時しかしないから珍しい。
「アレって?」
「えっと。部活、デス。実は今日は部長が来るので……」
モドモドと切れ悪く言うアリスの頬は赤く染まっていく。
「部長さん?仲、悪いの?」
「その逆で…………誰よりも仲良くなりたいって想ってる人」
しまいには俯いてしまった。
あれ、この反応って。
「もしかして、アリスって、部長さんの事を好きなの?」
トドメを刺したみたいで、アリスの顔からはぼっと湯気が出た。
まさか、図星だったとは……
「すすすすすすす、好きなの、かな?イヤイヤ、分からないけどね。気になると言うか、褒められたいと言うか。とにかく、一緒にいて幸せなの」
「信頼できる先輩なんだ。良いね、そういうのって」
良いでしょ、と照れ臭くさそうに笑うアリスは、女の子って感じだった。
私もアリスも同じくオタクで、それぞれの分野で生きてきたから、そんな顔を知らなかった。
嬉しいようで、悲しい気もする。
「私も部長さんに会いたいな。今日も、部活見学行っても良い?」
「もっちろん!二人っきりだったら私の心臓がドキドキで取れちゃうから……」
だから、ルルがいたら助かるの。と、アリス。
ところで、二人っきりでいたらドキドキする様な先輩ってどんな態度なんだろう。
仲良くなりたいってことは悪い人じゃないと思うけど、相当恐い人なのだろうか?
鬼の金棒を持った、ハイヒールの黒髪眼鏡の女性を思い浮かべて鳥肌が立った。
まっさか、そんなにも恐い人ではないだろう。
「おはよ。ちょっとねー、今日はアレだから……」
後れ毛を指でクルクル弄くりながら、アリスは鞄をおろした。
いつものポニーテールではなく、耳よりも高い位置でツインテールにしている。
しかも、部分的に入れている金色のメッシュが自前の茶髪が相まって、日本人離れした顔を引き立てる。
そういう格好はコスプレの時しかしないから珍しい。
「アレって?」
「えっと。部活、デス。実は今日は部長が来るので……」
モドモドと切れ悪く言うアリスの頬は赤く染まっていく。
「部長さん?仲、悪いの?」
「その逆で…………誰よりも仲良くなりたいって想ってる人」
しまいには俯いてしまった。
あれ、この反応って。
「もしかして、アリスって、部長さんの事を好きなの?」
トドメを刺したみたいで、アリスの顔からはぼっと湯気が出た。
まさか、図星だったとは……
「すすすすすすす、好きなの、かな?イヤイヤ、分からないけどね。気になると言うか、褒められたいと言うか。とにかく、一緒にいて幸せなの」
「信頼できる先輩なんだ。良いね、そういうのって」
良いでしょ、と照れ臭くさそうに笑うアリスは、女の子って感じだった。
私もアリスも同じくオタクで、それぞれの分野で生きてきたから、そんな顔を知らなかった。
嬉しいようで、悲しい気もする。
「私も部長さんに会いたいな。今日も、部活見学行っても良い?」
「もっちろん!二人っきりだったら私の心臓がドキドキで取れちゃうから……」
だから、ルルがいたら助かるの。と、アリス。
ところで、二人っきりでいたらドキドキする様な先輩ってどんな態度なんだろう。
仲良くなりたいってことは悪い人じゃないと思うけど、相当恐い人なのだろうか?
鬼の金棒を持った、ハイヒールの黒髪眼鏡の女性を思い浮かべて鳥肌が立った。
まっさか、そんなにも恐い人ではないだろう。

