「おまえらいい加減やめろよ」 俺はクラスの奴らに怒鳴った。 その理由は。 俺の大事な奴が いじめられてる。 何でか、いじめる理由がわからない。 クラスの奴らが言った。 「は?りとどうした? いつも黙ってるだけだったろ?」 そうだ。俺はいつもそうだった。 黙って見てるだけだった。 でももう無理なんだ。 ほあの辛そうな顔を見るのが 俺には限界だった。