グハァ!! 「…てめぇ…は、鬼だ。人を懲らしめる…ただの鬼だ。 この生霊が……」 そう言ったのは私が殴り捨てた敵の1人。 雨降る中、私は呆然と突っ立っていた。 生霊、鬼、人殺し。。異名は沢山ある。 そんな異名に私は心を痛めてるんじゃない。。 何よりも自分の存在が分からなかった。 自分は一体…何のために…。。