~あやside~
私とマスカットティーが出会ったのは
本当にいきなりだった。
あの恋は私の一目惚れで始まった。
いつものように冷蔵庫をあけた私は
何か違和感を感じた。
それもそのはず、マスカットティーが
あったからだ。
どーしてここに…??
でも嫌ではなかった。
むしろ嬉しくて急いでコップに注いだ。
とっても幸せだった。
一口飲んだときの「ごくっ」て音や
のどこしは最高だった。
これからもずっと一緒だって思ってた。
でも私は塾に追われて
マスカットティーを
ほったらかしにしてしまった…
それが幸せの
タイムリミットだとも知らずに…