私は、いつものように学校へ行った。
そして、いつものように朝、みんなで話していた。
その日は、みんなで怖い話について話していた。
「この学校って、お化けとかいるのかな?」
綾がそう言った。
すると、麗奈が座っていた机から、立ち上がり
「じゃあ、みんなで探さない?七不思議とか!」
「あっ!!それいいかも!」先に話に乗ったのは、那緒だった。
私は、あまり霊とか、好きでないので、話には、乗ろうと思わなかった。だけど、那緒が
「里奈も綾も、行こうね!」
と、誘ってきた。
私は、思わず
「うん。」
と言ってしまった。
綾も
「うん」
と言っていた。

後で、とんでもない目に合うことも知らずに。