君の音



おっ待てよ…?
じゃあ先輩とLINEしなきゃいけないのか!?

こんな私情、グループで聞いたらみんなに迷惑だしな…

うーん…
個人に行くしかない!!

これもチャンスの1つだ!



夜、私は携帯を前にずっと悩んでいた。
金谷先輩に送ろうか送らないか、かれこれ30分。

先輩のアカウントを見て戻って見て戻っての繰り返し。

あーでも、これでアコギ持っていってダメみたいな雰囲気になったらやだしな…

よし!やるしかないっ!

『今日アコギができるって言ってた三浦真音です。 私エレキ持ってないんですけど、アコギを持ってきてもいいんですか?』

えいっ!送信!
そして電源切る!しばらく見ない!

これは好きな人に送った時の私がいつもやっちゃうこと。
少し経ってから画面を手で隠して、ちょっとずつ見てくんだ!