起きたときはもう夕方だった たまには晩ご飯を私が作ろう そう思い立って、台所に立った 赤ん坊の頃、店長に拾われて、小学生になるとご飯を作るのが担当になったから、一応料理は作れる。 ちょうど出来た頃に彼が帰ってきた。 「うわ!なんだこれ!どうしたんだよ」 テーブルに並んだ、料理を見て叫ぶ。 「オムライスだよ」 「そりゃ見ればわかるよ。お前が作ったのか?」 彼は食い入るように、オムライスを見つめる。