雪の夜




「私は違うんだよ、ケイ」


そればかりあなたに向って言った。



でも、あなたはその度に否定してくれた。




同じだと、どこも違わないと。



そんなあなたにすがりつくように泣いた。



子供のように泣く私を、あなたは一晩中背中をさすりながらあやしてくれた。




目覚めた時、私達はお互いにもたれかかるようにソファで眠っていた。