雪の夜




「なあ、シズク」


「なあに?」


「お前、前に言ってただろう?
良い最期のこと」



あなたは私を見つめる。




「18でそんなこと考えるなって言ったやつでしょう?」




「そう、それ」


あなたは笑って、頷いた。



「あれから俺も考えたんだ。良い最期」   


私は思わず笑ってしまった。