雪の夜





「いいよ、そんなことしなくて。
私もごめんなさい」



「なんでお前が謝る?」



「冷たい言い方とかしちゃったから」



私がそう言うと、彼は少し笑って

私の頭をなでた。



「これでおあいこだな」



ぎゅっと彼が抱きしめる。

柔軟剤の香りがふわっと香る。