雪の夜




「駄目だった?」

彼は少し眉を下げて、優しく尋ねた。


「俺、今朝言い過ぎただろ?
何にも知らないのに悪く言っちゃってさ。それで」




彼は少し困ったような、照れたような

そんな表情で頭をかいた。




「何にも出来ないけど、とりあえず」




私はそう言う、彼にぎゅっと抱きついた。