雪の夜




「上で寝てっていい?」



「珍しいな、お前が上に来るなんて」



「ちょっと前まで住んでたじゃない」



私はそう言うと、上へ続く階段を登る。



「まだまだ親離れは出来ないでちゅかー?」



店長は私の後ろ姿に叫ぶ。



「親とも思ってないくせによく言うよ」



私は笑いながら、そう言って

部屋に入る。