雪の夜




「昨日俺のとこ来た?」



「行ってないよ、いつ?」



あなたはむしゃむしゃとトーストを食べる私をちらりと見た。




「んー、時間は分からない。
多分夜中」



「私、寝てたよ」



「なんだ、じゃあ俺が寝ぼけてただけか」



あなたはコーヒーを飲んだ。


懐かしい香りがつーんと匂ってくる


前は毎日嗅いでいた香り