彼のアパートの一室に着くと、 鍵を開けっ放しで出て行ったが、泥棒に入られてないか確認する。 「取られるもの無さそうだもんね」 はははと乾いた笑い声を出す。 腕についた返り血を洗って、銃を自分のブルゾンに入れる。 彼が帰って来る前に何もかも元通りに戻した。 ベッドにゴロリと横になる。 「あいつか」 男の最後の言葉を思い出した。 結局は分からず仕舞いだ。