雪の夜





「彼を宜しく」


私は無理矢理彼を立たせると、クロの後ろへ乗せた。



「死ぬんじゃねえぞ」



「分かってる」



向こうからまた狂ったような笑い声が聞こえてきた。



「バーで会おう」



それだけ言うと、クロはケイを乗せて
バイクを走らせた。