雪の夜






「大丈夫だ、何も心配することはない」



ケイが私を抱きしめて、後頭部をさする。






「俺がいるから」


彼の声が優しく耳元へ響いた。





彼に抱きしめられて、ようやく私の身体が震えていることに気がつく。



それに気がついて、慌てて彼から少し距離を取る。




こんなことで怯えていてはいけない

私がしっかりしなくて、どうする?