雪の夜





「待て!行くな、シズク!」



私の腕を掴む、その手は燃えがあるくらいに熱い。





「触るな!!」



男が突然叫んだ。




「僕のアビーに、よくも、よくも……!!」



私は慌てて彼を庇うように、覆いかぶさった。




だけど、すごい力で引き剥がされて、身体が吹っ飛んだ。


ゴンッと頭を床にぶつける。