雪の夜





「無表情で愛想も糞もないところも、人形じみてて良いのかしら?私は気持ち悪いけれど」



真鍋は切った肉を、ゆっくりと口に運んだ。



「だけど、今のあなたは人間らしくて面白いわ。慶が心配?それとも自分の心配をしてるの?」




真鍋はフフフと笑って、ワインを飲んだ。



「どっちにしろ慶もあなたも殺される」




お肉、食べないの?と真鍋が尋ねてきた。





「彼のことは守ります。命を賭けて」


私は一万円札を一枚、テーブルに置くと、椅子を立った。