雪の夜





「慶の邪魔者ですもの、排除しなくちゃ」



私を見つめて、口が裂けそうになるほど笑う姿は人間とは思えない。





「そのためなら、どんなに時間をかけたって探し出すわ」





その目は恍惚としていて、人間の平常ではない。何か薬物を打ったように思える。

  

「吉沢さんはどうやってバーを?あなたの紹介で?」





「あなたの刺青とバーの看板のマークが同じだった、と言っていたわ。それで分かったんじゃない?」





確かにお風呂に入った時、ケイはタトゥーを見ている。
それであのバーが分かったのか……