「だから、もう私が言ってあげようと思った。慶の秘めた想いを代わりに口に出してあげようってね」 はあ?と声に出しそうになったのを慌てて飲み込む。 「呼び出して、言ってあげたの。あなたも好きなんでしょう?って、隠さなくてもいいの、私ならあなたのどんなところでも受け入れるって」 なのに!!と悲痛な叫び声をあげた。 「彼は他に思っている人がいると言ったわ、だけど、おかしいでしょう?だって、彼は私のことが好きなのに」 真鍋の目が血走っていて、私を睨みつける。