「シズク?」 「あ、ごめん。何でもない」 彼は息も整ったようで、普通に立っていた。 「お前、足速いな〜。俺、バテバテでさ〜」 やっぱり歳かな、と恥ずかしそうに笑った。 「ケイ」 私はあなたの名前を呼ぶ 柔らかな空気になる前に