「シズク!?」 その瞬間、彼の手を取って走りだした。 レジに彼が手に持っていた、千円を一枚叩きつけて、無我夢中で走る。 何度か、彼の声が聞こえたが 止まることなく走り続けた。 少し進んで、路地へ曲がった時 ようやく彼の手を離した。