雪の夜





「シズク!?」




その瞬間、彼の手を取って走りだした。





レジに彼が手に持っていた、千円を一枚叩きつけて、無我夢中で走る。



何度か、彼の声が聞こえたが
止まることなく走り続けた。





少し進んで、路地へ曲がった時


ようやく彼の手を離した。