雪の夜







「俺は無理だよ、シズク……」



無理なんだ、とずっと繰り返す




「あなたがどこかで生きてるって思えたら、私は頑張れる」




あなたの世界に触れられた、あの期間
私は紛れもなく幸せだった   





「あなたのいる世界は酷く温かい」

涙がぽろりと落ちる。






「温かくて、勘違いしてしまうほど」