雪の夜





伏し目がちに彼を見る。




少し微笑む、彼は何も知らないようで
本当に私が人殺しだということを知っているのか疑いたくなる。




「お待たせいたしました」




私の前にアイスココアが運ばれてきた。



甘い甘い、ココアが舌に絡まる。




カップをゆっくりテーブルへ置くと、彼を見つめる。




「何か話があるんでしょう?」



そう、話があると彼は手紙で言っていた。