雪の夜




横断歩道まで着くと、彼はガラスから見える場所に座っていた。



夢と同じだ………




私がレストランの横断歩道を挟んで、向こう側にいるのに気付いたのか、


彼は私に微笑んだ。





信号が青になると、駆けだした。




ウエイトレスの声も無視して、彼の待つ席へと一目散に走る。




「ど、どうしたんだ?」



彼はびっくりしたように私の顔を見つめる。