雪の夜





それから、どうやって帰ったのか覚えていない。



多分行きと同じように、



足を引きずりながらバーへ向かい、




店長と二言、三言ほど話して




ベッドに横になった気がする。




朝起きると、店長が朝ごはんを用意してくれていた。



「朝飯、早く食えよ」



そう言われて、トーストを口に運ぶ。





「昨日啖呵切って出てきたんだって?」


店長は面白そうにコーヒーを飲みながら、私に尋ねてきた。