「別に良かったのに」 私はクロの横に並んで歩き出す。 「アメリカ、気をつけて」 「俺が失敗するわけねえだろ、お前じゃあるまいし」 クロは本当にいつも一言多い 「あっそ。本当に減らず口叩くね」 私が笑いながら、そう言うとクロがぴたりと足を止めた。