雪の夜





「別に良かったのに」



私はクロの横に並んで歩き出す。






「アメリカ、気をつけて」



「俺が失敗するわけねえだろ、お前じゃあるまいし」



クロは本当にいつも一言多い




「あっそ。本当に減らず口叩くね」



私が笑いながら、そう言うとクロがぴたりと足を止めた。