雪の夜




「ちょっと変な奴が現れた」



「変な奴?」




なんでも、あいつを知っているらしいと店長は私に言った。



胡散臭そうだがな、と付け足して。




確かに胡散臭い




「まあ、お前にこの件は任せる。
話を聞きたきゃ、面会が条件だそうだ」



「私が会うの?」



私は僅かに眉間にシワを寄せる。