雪の夜





「あ、ちょっと。アビーは残れ。話がある」


二人で店を出ようとした時、店長に呼び止められた。





クロには先に帰っててもらい、私はまたカウンターに座り直した。





「なに?話って」


「まだ探してるのか?あいつを」



店長は探るのような目で私を見た。



「もちろん。何か分かったの?」