雪の夜




「べつにはたくことないでしょう!」



頭をおさえて、クロを見た。





「クロ、それはそうとお前に仕事だ」



「なに?どういうの?」




痛がる私を無視して、店長の方へ身を乗り出した。




「海外のほうの仕事だ。すぐにアメリカへ飛べ。詳しい話は向こうからさせる。
向こうのパブは知ってるだろう?」



「ああ」



「そこで話を聞け」



分かったとクロが頷いた。