雪の夜





「手首、どうした?」



私が首に回したので気付いたのだろう





「あ~、まあちょっといろいろあって。
でも、大丈夫」



それを聞くと、そうかとクロが呟いた。





「寒くないか?」



私はそれを聞いて、吹き出してしまった。



「彼のスーツ、剥ぎとっておいてよく言えるね」