雪の夜




「パーティーで少し話した、それだけだ」




そう言うと、クロは私の前に背中を向けてしゃがんだ。




「え、なに?」


「足、痛いだろ。乗れ」



私は断ったが、早く!と急かされ、渋々クロの背中に乗る。