雪の夜




「お前とは世界が違うんだよ」



吐き捨てるように言うと、私の手を掴むと
歩き出した。




「待って、クロ!どういうこと?」





私の言葉を無視して、ズンズン進む。


そこそこ高いヒールを履いてるので、スピードについていけず、足がもつれた。




「待って、クロ!待って!」


私が必死に呼びかけると、途中で気がついたように私の手をぱっと離した。