雪の夜






「それより」



苛立ったように私を睨む





「厄介な奴とは一切関わるな、俺達はもう真っ当には生きられない」



分かってるだろうとクロは言った。
   

誰のことを言っているのかはすぐに分かる。


「今日はたまたま会っただけよ。
もうあの人とは何も関係ない」



私がそう言うと、クロはため息をついた。