周りを見回すと、クロが綺麗な女の人を相手にゆっくりと踊っていた。



クールビューティーという、類に入りそうな女性で、クロが好きそうなタイプだ。



「やっぱり自分が楽しんでるじゃない」



思わず笑いがもれた。



何気なく視線をうつした時




たくさんの人が踊っている中で



見つけてしまった