雪の夜




ガハハハと笑うと、私を見つめた。



「パーティーの終わりにダンスがあるのは知ってるか?」




「ええ、もちろん。存じております」



「そこで、君と踊れることを心待ちにしているよ」 



視線が絡み合う。



「私もですわ」



ふふふと笑って、一歩後ろへ下がった。



社長は私を一度見て、他の知り合いのところへと消えて行った。