「こりゃまた美人な奥さんだな~」 「ありがとうございます」 ゆっくりと両手で握手をして、 相手の目を見てぎゅっと握る。 「この前の世界の会社社長の番組見ました。あの中でもやっぱり花木社長は一際輝いてらっしゃいましたわ」 「本当かね?この奥さんはお世辞が上手いねえ」 社長の目が私の胸をちらりと見たのを、 私は見逃さなかった。