雪の夜



「あ、お連れ様いたんだ~」



とクロを見るなり、二人の男性は消えて行った。




「助かったよ」

一気に汗が吹き出てきた気がする。
ふぅとため息をついた。


「な、だから言ったろ?ハニートラップは成功する。自信持て」




「もしかして、わざと」



私はクロを見つめる。



「勘違いすんじゃねえ。ただ俺は上手いもんを食いたかっただけだ」





ふんっと鼻を鳴らして、私にいろいろこんもり持ったお皿を押し付ける。