「あ、お連れ様いたんだ~」 とクロを見るなり、二人の男性は消えて行った。 「助かったよ」 一気に汗が吹き出てきた気がする。 ふぅとため息をついた。 「な、だから言ったろ?ハニートラップは成功する。自信持て」 「もしかして、わざと」 私はクロを見つめる。 「勘違いすんじゃねえ。ただ俺は上手いもんを食いたかっただけだ」 ふんっと鼻を鳴らして、私にいろいろこんもり持ったお皿を押し付ける。