「皆様、本日は弊社の65周年記念式典にお運びいただきましてまことにありがとうございます。 社員一同を代表し、御礼申し上げます」 ふくよかで目つきの悪いが、笑うと目がなくなる部分が強いて言えば愛嬌があると言えなくもない。 ウンタラカンタラと長い挨拶が続き、 「それではグラスの準備も整ったようですので、乾杯いたしましょう」 参加者がグラスをあげる。 「乾杯!」 こうして、私にとって未知なるパーティーがスタートしたのだ。