雪の夜




「そんなことより、今はあいつ探し!」



そう言った、私にクロは呆れたような口調で


「だけど、お前は狙われてるんだぞ。それだけは分かっておけ」


と言った。



昨日も隣町で襲撃を受けたところだった。


「分かってる。分かってるけど」




私がむくれたとき、クロの携帯が鳴った



「もしもし」


どうやら、店長だったようだ。