雪の夜




「決まってるだろ、お前を始末するためさ」



クロの目は暗闇の中でも猫のように光っていた。




「なら、お前も殺すまで」



二人はジリジリと睨み合いを続ける。



突然、クロが笑い出した。




「変わってないな、お前も」

 


「クロは腕あげたね、まさかクロごときに背後に回られるなんて」





私がそう言うと、クロは拳銃をなおして

こちらへ近づいてきた。



「なんで、ミスした?
今お前はやばい状況だぞ」


「分からない。ターゲットを仕留めたあと、邪魔が入った」





「お前の居場所がバレてる」


「住んでるとこが?」