料理が全部出来上がったのは いつも彼が帰ってくる時間頃だった。 「よし」 テーブルに並べるとお店のよう、とまではいかないが、なかなか様になった気がする。 「あ、買うの忘れた」 クラッカーを買おうと思っていたのをすっかり忘れていた。 まあいいかとも思ったが、まだ彼は帰ってこなさそうだし、近くのスーパーへ買いに行くことにした。