雪の夜





そして、クリスマス3日前


お風呂を上がったあなたが、頭を拭きながら出てきた。
 



「ツリーがあれば良かったんだけどな」



お風呂に入る前にガサゴソと棚を探していたけど、どうやら無かったようだ。




「小さいのを持ってた気がするんだけど」



「いいじゃない、別に無くたって」


私がそう言うと、すごい勢いでこちらに振り返った。




「クリスマスといえば、ツリーだろ!
俺としたことが忘れてた」


頭を抱えるあなたを見て、なんだか笑ってしまった。

 


子供みたいで不覚にも可愛いと思ってしまったのは内緒。