彼が帰ってくるまでに、晩ご飯を作るのが
もう日課になっていた




「今日はクリームシチューか」



「うん、少し味が濃いかも」




メッセージカードに何を書くか、考えすぎて料理に身が入らなかったのだ。




「大丈夫、美味しいよ」


あなたは親指を立てて、にっこり笑った



「そうだ、今日は渡したいものがあるんだ」


「渡したいもの?」


そう言って、あなたが持ってきたのはピンクの袋に包まれた袋




「なにこれ?」


「開けてみ。あ!これはクリスマスプレゼントじゃないからな!」