雪の夜




「あと、お前の親御さんに一言でも話さなきゃな」


「ええ!?」


私は多分すごい形相だったと思う



「だって、お前はまだ未成年だろう。
お前を預かってる身としてやっぱり」


「いや、本当に大丈夫だって」




この押し問答を何度か続けて、ようやく諦めてくれた。