雪の夜




次の日、彼の仕事はおやすみだったから


二人して大寝坊だった。



朝ごはんを食べ終わった頃には
もう11時を回っていた



「シズク」 



彼は私を呼び寄せる



「シズクのこと、もっと教えてほしい」



彼は私のの目を見て、言った。






「ほとんど言ったよ、私」


「言ってないよ、お前はまだ」


彼は苦笑しながら、私の頭に手を乗せた