フルーツばすけっと!

「お姉ちゃん!!」






今日もまた、可憐の大声で目が覚めた。








「なに。」







「あのね!いちくんたち大丈夫だって!今日いちくんから連絡あった!」







「…はいはい、よかったね。」








そういいながら顔を洗って、ご飯を食べる。






「郁、今日由麻くんとこ行ってこれ届けてきてくれない?」






「んー、わかった。」








「えー!私も行く!」







「可憐、あんたは最近だらけ過ぎ。宿題しなさい。」








「…ママの鬼。」








私は着替えて軽くメイクをすると、ままに言われた物を持って家を出た。







きっとママは、ご飯を気にしてご飯を持っていけってことなんだろう。








電車に乗って二駅目で降りる。







10分くらい歩いて、由麻といちの家に着いた。







ピンポーン







「はい。あ、郁。上がれば?」








「お邪魔します。」








「ちょうど今桃も来てたんだよ。ナイスタイミング。…まさか、可憐来てねーよな?」








「来てないよ。今日はママに見張られてる。」








なんで桃もいるんだろう。








「あ、郁。昨日ぶり〜。」







「いち、部屋片付けてから帰ってよね。あと、由麻、これママから。」







「あ、ありがたし。お礼言っといて。」








「はいはい。」








私は桃といちの間に座ると、ふうっと息を吐いた。






「なんで桃がいるの?」







「いや、今日は暇だなーって話しててさ、桃呼んだの。」







「ふーん。」







「なにその興味なさげな感じ。郁もう帰っちゃえよ。」







「…じゃ帰る。ちゃんとご飯食べるんだよー。」








ガチャン








「おい、ガチで帰ったぞ。」








「ちょうどいいし僕も帰るよ。」







「ちょ、桃?」









私は由麻んちを出て、駅までゆっくり歩いてた。
途中にいつもみんなで遊んでた公園を見つけて、入った。