「ん、夕凪?……菜葉先生も。どこか怪我でもした?」
「千歳ちゃん…。バスケで足挫いた」
「あら…大変!ドジ夕凪が出たわね。そこに座って」
「はーい…」
先生がそっと座らせてくれた。
「ふふっ、それにしても菜葉先生大胆ね?」
「え、いや……その」
「お姫様だっこ、なんて!」
千歳ちゃんはクスクス笑いながら私の足の様子を見る。
先生は千歳ちゃんに見られて恥ずかしいのか目が泳いでる。
「あちゃー……これ結構やばいね。腫れてるわよ」
「あ、本当だ……」
「ちょっとだけ動かすよ。……痛い?」
「い、痛い」
「んー……折れてはないと思うけど様子見ようか」
冷たい湿布を貼られて包帯を巻かれる。

